10日に行われた植田和男日銀総裁の就任会見は、概ね想定された内容だったと言える。もっとも、この会見に関して気になった点はいくつかあった。まず違和感を禁じ得なかったのは、イールドカーブ・コントロール(YCC)に関し、同総裁が「経済にとって最も適切なイールドカーブの形成を実現する仕組み」との評価を示したことだ。
現在、日銀は10年国債の利回りについて、「ゼロ%程度で推移するよう上限を設けず必要な金額の長期国債の買い入れを行う」とした上で、昨年12月19、20日の金融政策決定会合でその変動幅を「±0.25%程度」から「±0.5%程度」へ拡大した。シリコンバレーバンク(SVB)の破綻により一時的に急...

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