【松島 新(米ロサンゼルス在住)】
◇デサンティス知事「米国をフロリダにする」
米ワシントン・ポスト紙は18日、2024年米大統領選の共和党候補に立候補する見通しのデサンティス・フロリダ州知事が「米国をフロリダ」にしたい意向だと報じた。免許なしの拳銃購入、差別に配慮した大学支援停止、低所得者向け住宅の拡大、妊娠中絶禁止、保険改革などの州法を既に成立させたとしている。州で実現した政策を国政に持ち込む見通しだと伝えた。
(https://www.washingtonpost.com/nation/2023/04/16/ron-desantis-florida-proposals/)
◇バンカメ、好決算も4000人削減へ
英フィナンシャル・タイムズ紙は18日、米大手銀バンク・オブ・アメリカが予想を上回る第1四半期(1~3月)の決算を公表した後、6月末までに4000人を削減する計画を発表したと報じた。3月末時点の従業員21万7000人の2%に相当する規模だとしている。4月の最初の2週間で既に1000人以上を削減、経費削減も進めると伝えた。
(https://www.ft.com/content/e5c392ba-7357-42c0-9a6b-6720769be32e)
◇アップルがインド初の直営店、巨大市場を狙う
米ニューヨーク・タイムズ紙は18日、インド初のアップル直営店がムンバイで開店、クック最高経営責任者(CEO)が大勢の顧客を迎えたと報じた。人口がインドのわずか0.05%のマカオにアップルストアは2店あるが、所得水準が低いため過去25年はインドの代理店が販売してきたとしている。プレミアと呼ばれるインドの高級スマートフォンの市場は急拡大、iPhone生産と同時に市場シェア拡大を狙うと伝えた。
(https://www.nytimes.com/2023/04/18/business/apple-stores-india-tim-cook.html)
◇食料買えない、通貨安でエジプトの貧困深刻に
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は18日、日が落ちるまで断食を続けるラマダンの期間中にエジプトの市民が食料を買えない貧困に苦しんでいると報じた。3月の食品のインフレ率は62%と記録的な高さ、通貨エジプトポンドの対ドル相場は半分に下落、中東で最も人口が多いエジプトの多くが貧困に陥ったとしている。国通貨基金(IMF)が為替変動性の維持を救済の条件にしたため、通貨はさらに下がる見通しだと伝えた。
(https://www.wsj.com/articles/egyptians-struggle-to-afford-food-this-ramadan-as-crisis-worsens-831e5a54)
◇女性警官の頭を瓶で殴打、NYCで日中
米ニューヨーク・ポスト紙は18日、ニューヨーク市中心部で17日午後2時ごろ、男が勤務中の女性警官の頭を瓶で殴打する事件が発生、衝撃的な瞬間が動画に映っていたと報じた。容疑者は逮捕経験が11回あるホセ・ガルシア45歳で、暴行を受けた警官に命の別状はないとしている。ニューヨーク市で警官が襲われる事件が相次いでいると伝えた。
(https://nypost.com/2023/04/18/new-video-shows-man-hit-nypd-cop-with-bottle-in-broad-daylight-attack/)
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