来週(8~12日)の外国為替市場で円相場は不安定な動きとなりそうだ。2~3日の米連邦公開市場委員会(FOMC)をめぐっては、0.25%の利上げ決定が市場ではほぼ確実視されている。焦点は今後の政策方針だ。利上げ休止が示唆されれば、米金利に低下圧力が加わりやすく、円高・ドル安への揺り戻しが想定される。他方、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が追加利上げに含みを持たせれば、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが続くとみられる。5日発表の4月の米雇用統計や10日発表の4月の米消費者物価指数(CPI)など、インフレ圧力を見極める上で重要な米経済指標の結果も相場を左右しそうだ。
同期間の日経...

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