【QUICK Market Eyes 弓ちあき】4月16日の東京株式市場で、三越伊勢丹ホールディングス(3099)が軟調。15日発表した4月前半(1~14日)の店頭売上高は、前年同期比3.3%減だった。百貨店売り上げをけん引してきた訪日外国人(インバウンド)消費に減速感が出ているとみられ、免税売り上げの拡大に一服感が出ていることを受けた売りが優勢となっている。
高価格帯ブランドを中心に春物のアウターなどが好調だったほか、化粧品の売れ行きが好調だったという。他社では化粧品の割合が増えることで免税売り上げでの客単価の低下がみられている。