QUICK Money Worldでは、QUICK端末で配信している上場予定企業の銘柄概要をまとめた「IPOレポート」を公開しています。今回は東証グロースに6月22日新規上場する、リアルゲイト(5532)の概要を紹介します。
ドミナント戦略で東京・渋谷を中心に展開、手がけた事例は90棟あまり
老朽化し利用価値が乏しくなった遊休不動産に、耐震補強や改良工事を施し、収益性の高い不動産へ再生している。オフィスビルをはじめホテルや共同住宅、商業施設、飲食店ビルに、さまざまな人がオフィスとして利用できるコワーキングスペースやSOHO(小規模オフィス)などを組み合わせる提案をしている。不動産の再生後に収益がおよそ2倍に拡大した事例もあるという。これまで90棟あまりの運営実績があることが強みだ。運用管理をする物件は東京都の渋谷区27件のほか、港区に15件、目黒区に11件ある(2023年3月末時点)。事業展開のエリアを広げず都心部の得意地域内で物件数を増やすドミナント戦略をとる。新築の一部にシェアオフィスや店舗を入れる開発も手がけている。不動産の運用形態にはマスターリース(一括借り上げ)とプロパティマネジメント(運営や管理の受託)、物件の保有がある。賃料や運営受託手数料など継続的なストック型収入が売り上げ全体の76%を占める(2022年9月期)。一方、フロー型の収入は設計や施行請負契約の受託や保有物件の売却などだ。
サイバーエージェント(4751)の連結子会社。
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