【QUICK Market Eyes 弓ちあき】1月30日の東京株式市場で、サイバーエージェント(4751)が大幅高。一時上昇率は前日比8%に迫り、昨年来高値を連日更新した。29日発表した2024年10~12月期の連結決算は、営業利益が前年同期比32%増の83億円だった。主力のネット広告事業が好調だったほか、インターネットテレビ「ABEMA(アベマ)」の損失改善が進んだ。大幅増益を受け、買いが優勢の展開となっている。
一方、ゲーム事業は既存タイトルの落ち込みで減益だった。アナリスト予想の平均値であるQUICKコンセンサス(11社平均、15日時点)の87億円には届かなかった。売上高は6%増の2038億円だった。25年9月期の連結業績予想は据え置いた。