【QUICK Market Eyes 池谷 信久、片平 正二】
■「円安・株高」から「円安・株安」への局面変化に注意=野村証券
株式相場は日経平均株価がバブル崩壊後の高値圏で推移している。一方、6日に発表された4月の家計調査で実質賃金が13カ月連続で減少するなど、日本経済は必ずしも強くはない。日銀が金融緩和策を転換する状況にはなく、日米金利差から円安・ドル高基調は続くとの見方は多い。昨年は円安が物価高を招き、金融政策への批判もあったが、足元の円安は株高が同時進行しているため、世論の批判、ひいては政府の警戒も強まりづらいとの指摘は多い。
野村証券の松沢中氏は「確かに株高は、円安が総じて日本...

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