【日経QUICKニュース(NQN)】米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイは19日、日本の5大商社株を平均8.5%以上(金庫株を除くベース)保有していると明らかにした。バークシャー子会社のナショナル・インデムニティー・カンパニーが日本の5大商社株の持ち分が増加したことを関東財務局に通知するとしている。
バフェット氏は4月の来日時に、5大商社株の保有比率を7.4%まで引き上げたことを明らかにしていた。
バークシャーは伊藤忠商事(8001)や丸紅(8002)、三井物産(8031)、住友商事(8053)、三菱商事(8058)株を保有している。バフェット氏と副会長のグレッグ・アベル氏は「この投資に喜びを感じ続けており、最終的には5社それぞれ9.9%の株式を保有したいと考えている」としている。