【日経QUICKニュース(NQN)】米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイの子会社、ナショナル・インデムニティー・カンパニーが三菱商事(8058)など日本の5大商社の株式を買い増したことが19日、分かった。同社が同日、関東財務局に提出した大量保有の変更報告書によると、12日時点の保有比率は三菱商が8.31%(従来は6.59%)、丸紅(8002)は8.30%(同6.75%)、住友商事(8053)は8.23%(同6.57%)、三井物産(8031)は8.09%(同6.62%)、伊藤忠商事(8001)は7.47%(同6.21%)となった。
保有目的はいずれも「純投資」。バフェット氏らは「この投資に喜びを感じ続けており、最終的には5社それぞれ9.9%の株式を保有したいと考えている」としている。
各銘柄の保有比率は以下の通り。
<バークシャーの商社株保有比率> | ||
銘柄(コード) | 前回保有比率 | 12日時点の保有比率 |
三菱商(8058) | 6.59% | 8.31% |
丸紅(8002) | 6.75% | 8.30% |
住友商(8053) | 6.57% | 8.23% |
三井物(8031) | 6.62% | 8.09% |
伊藤忠(8001) | 6.21% | 7.47% |
※バークシャー子会社のナショナル・インデムニティー・カンパニーが19日に関東財務局に提出した変更報告書より抜粋。6月12日時点。 |