【日経QUICKニュース(NQN) 北原 佑樹】森永製菓(2201)の時価総額が森永乳業(2264)に接近している。森永の米国事業の収益性の高さが投資家に評価され、23日時点で両社の時価総額の差は200億円程度に縮まった。森永が森永乳を上回れば、2022年11月以来の逆転となる。歴史的なインフレ下では商品そのものの魅力が収益性に直結し、株式市場からの評価にも差が生まれつつある。
両社は同じルーツを持つ「兄弟会社」だ。1949年に森永(製菓)から分離するかたちで現在の森永乳が設立された。かつては経営統合を検討した時期もあるが、実現には至らなかった。
森永株は株式相場の上昇に歩調を合わせて...
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