【QUICK Market Eyes 山口 正仁】東京証券取引所が上場企業に対し資本効率を意識した経営を要請し、株価純資産倍率(PBR)1倍割れの是正に向けた取り組みが注目されている。東京株式市場は「失われた30年」と長い低迷を抜けきらずにいたが、果たして上場企業は手をこまねいていただけだろうか。「金融ビッグバン」や「グローバルスタンダード」を旗印に、保有資産の簿価評価から時価評価への転換、株式持ち合いの解消、連結会計制度・連結経営への転換、国際会計基準の導入など、局面ごとに痛みを伴いつつ企業変革に努めて前進してきたのではないか。高い内部留保への批判から昨今は自己株式取得や増配など、株主への利...
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