【NQNニューヨーク=矢内純一】6月30日の米株式市場でスマートフォンのアップルが4日続伸し、前日比2.3%高の193.97ドルで終えた。時価総額は3兆510億ドルに達した。2022年1月には取引時間中に一時3兆ドルを上回ったことがあったが、米企業では初めて終値時点で3兆ドル台に乗せた。世界の各市場や金融資産と比べると、その規模は桁違いだということがわかる。
アップルの時価総額が前回3兆ドルを超えた22年1月と決定的に違うのは、米長期金利の水準だ。22年初めは2%に満たなかったが、足元では3%台後半に水準を切り上げた。当時は「金利上昇が高PER(株価収益率)のハイテク株の重荷となる...

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