【松島 新(米ロサンゼルス在住)】
◇ビリオンダラー・ヘッジファンド倶楽部、さらに大きく
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は3日、大型ヘッジファンドがさらに大きくなると報じた。2022年に創業した資産規模10億ドル(ビリオンダラー、約1420億円)超のライコス・グローバル、JCAP、ルミンアークス、オビオンの4つのヘッジファンドに資金が大量流入しているとしている。一方で、運用資産が10億ドルに満たないヘッジファンドからは資金が流出したと伝えた。
(https://www.wsj.com/articles/the-billion-dollar-hedge-fund-club-is-about-to-get-bigger-47b965f3?mod=hp_lead_pos6)
◇テスラのオーナー、走行距離めぐり集団訴訟
米CNBCは3日、米電気自動車(EV)大手テスラが走行距離をめぐる集団訴訟に直面したと報じた。カリフォルニア州のテスラのオーナーが、表示される予想走行レンジに偽りがあるとして北カリフォルニアの連邦地裁に提訴したとしている。自動運転機能についても、テスラは訴訟と当局の調査に直面していると伝えた。
(https://www.cnbc.com/2023/08/03/tesla-faces-california-class-action-on-its-ev-range-claims.html)
◇トランプ前大統領が無罪主張、2020年選挙結果覆す企て
米ワシントン・ポスト紙は3日、トランプ前大統領が首都ワシントンの連邦裁判所に出廷、無罪を主張したと報じた。2020年選挙結果を覆す企てをしたとして起訴されたトランプ氏は、4つの罪状認否で無罪を主張したとしている。裁判所は、トランプ支持者が襲撃した議会議事堂ビルのすぐ近くにあると伝えた。
(https://www.washingtonpost.com/dc-md-va/2023/08/03/trump-court-appearance-dc-indictment/)
◇メタのレイバンコラボ製品、利用率わずか10%未満
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は3日、メタ・プラットフォームズが2年近く前に発売したレイバン・スマートグラスの利用率の低さが内部統計でわかったと報じた。2021年9月から今年2月まで30万台が売れたが、アクティブ・ユーザーは2万7000人と10%未満だったとしている。利用率が低調にもかかわらず、メタは第2世代を発売する計画だと伝えた。
(https://www.wsj.com/articles/metas-ray-ban-smart-glasses-fail-to-catch-on-31f6ba4e?mod=hp_listc_pos1)
◇ピーナッツ・アレルギーが死因か、ゴールドマンのアナリスト
米ニューヨーク・ポスト紙は3日、ニューヨーク市内の川で遺体が発見された米金融大手ゴールドマン・サックスのジョン・キャスティックさんは、ピーナッツ・アレルギーが死因である可能性が浮上したと報じた。キャスティックさんの父親が「アレルギー反応、ピーナッツ混入を知らずに口にした食品、もしくはアルコールとアレルギーの複合要因のいずれかの可能性がある」と述べたとしている。解剖による死因特定を待っているが、家族によると犯罪に巻き込まれた兆候はないと伝えた。
(https://nypost.com/2023/08/03/goldman-sachs-analyst-john-castic-may-have-died-from-peanut-allergy-dad/)
◇低報酬が一因、ゴールドマンの人材流出
英フィナンシャル・タイムズ紙は2日、米金融大手ゴールドマン・サックスの幹部が相次ぎ退社したのは低報酬と組織改革が背景と報じた。現役および元従業員の一部は、消費者向け融資ビジネスの損失を補うため報酬が減らされたことで人材が流出したと話しているとしている。社内の一部はトップ級バンカーが育つには何年もかかると不安視していると伝えた。
(https://www.ft.com/content/fc36dc01-2299-40f8-a00c-3288fac1d37c)