【NQNニューヨーク=横内理恵】8月10日発表の7月の米消費者物価指数(CPI)に関心が集まっている。市場はインフレが減速する基調が続くのを期待するが、インフレ圧力のしつこさが浮き彫りになる可能性への警戒もある。 米経済はインフレを沈静化させつつ、景気後退(リセッション)を回避してソフトランディング(軟着陸)できるかどうかの正念場に差し掛かっている。市場には7月を最後に米連邦準備理事会(FRB)の利上げが終了したとの見方がある。とはいえインフレ水準そのものはまだ高く、FRBが目標とする2%の到達は当分先だ。金融政策は「データ次第」で、CPIが映すインフレの実体が投資家心理や相場の流れを大きく...

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