【日経QUICKニュース(NQN) 張間正義】米金利の低下(債券相場は上昇)を追い風に米株式相場は戻りを試している。労働関連指標の弱含みを背景に、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めの長期化に対する懸念は後退。米長期金利はチャートで「ダブルトップ」を形成するとの見方から先行きの低下を市場は想定する。一部市場で警戒があった「真夏(8月)の急落」はひとまず短期かつ軽微にとどまりそうだ。
■米長期金利、ダブルトップの形成なるか
30日の米債券市場で長期金利の指標である米10年物国債の利回りは前日比0.01%低い4.11%で終えた。一時は4.08%まで低下した。今週に入り発表された労働関連指標...

有料会員限定記事
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題