来週(11~15日)の外国為替市場で、円は底堅く推移しそうだ。13日に8月の米消費者物価指数(CPI)、14日には8月の米卸売物価指数(PPI)や米小売売上高など、米連邦準備理事会(FRB)の今後の金融政策を見極めるうえで重要な経済指標の発表が続く。市場予想から上振れする結果となれば、円には売りが優勢となるだろう。もっとも日本政府・日銀による円買いの為替介入への警戒感は強く、「1ドル=148円近辺では下値を探る動きは限られそうだ」(大和証券の多田出健太チーフ為替ストラテジスト)との見方があった。
日経平均株価の上値は限定的か。米CPIの内容によってはFRBの利上げ姿勢が強まる可能性もあり、...

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