【日経QUICKニュース(NQN) 佐藤梨紗】11日の東京外国為替市場で円相場が急伸し、一時は1ドル=145円92銭近辺と前週末17時時点よりも1円40銭程度円高・ドル安方向に振れた。日銀の植田和男総裁が前週末のインタビューで語った内容を受けて「最速で1月のマイナス金利の解除」が突如、視野に入った。早期の緩和修正観測が円の支えになる構図はしばらく保たれそうだ。
きっかけになったのは9日付の読売新聞インタビュー。植田総裁がマイナス金利の解除について「物価上昇に確信を持てれば選択肢になる」との考えを示し、年内に判断できる材料が出そろう可能性にも触れたことで投資家心理は一気に円買いに傾いた。前週...

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