【日経QUICKニュース(NQN) 中田真裕】外国為替市場で急速に進んだ円高・ドル安が修正されている。米連邦準備理事会(FRB)議長の解任否定でドルの信認がひとまず保たれる見込みとなったほか、日米関税交渉で日本側が円安是正を求められるとの思惑が後退したためだ。1985年の再来である「プラザ合意2.0」の可能性は遠のいたものの、貿易赤字の縮小を掲げるトランプ米政権下では円高進行のリスクはまだ払拭されそうにない。
23日のニューヨーク市場で円相場は一時1ドル=143円58銭と15日以来の安値をつけた。22日に139円89銭と約7カ月ぶりの高値をつけてから、わずか一日で3円69銭も円安・ドル高が進...

有料会員限定記事
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題