【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】外国為替市場で円安・ドル高が進んだ。9月19~20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて米国の高金利局面は予想外に長引くとの観測が改めて強まった。20日のニューヨーク市場で一時1ドル=148円36銭と2022年11月以来の安値をつけた円は、日本政府による円買い介入の可能性を占ううえで重視される「ボリンジャーバンド」の節目に近づいた。
ボリンジャーバンドは相場の変動性を判断する指標で、21日移動平均をベースに上下の値動きのばらつき(標準偏差)から算出する。標準偏差の単位となるσ(シグマ)の2倍の「プラスマイナス2」を超えると統計上...

有料会員限定記事
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題