QUICK Money Worldでは、QUICK端末で配信している上場予定企業の銘柄概要をまとめた「IPOレポート」を公開しています。今回は東証スタンダードに9月27日新規上場する、オカムラ食品工業(2938)の概要を紹介します。
青森とデンマークで養殖、アジア向け販売強化
生食用のサーモントラウトを国内外で養殖するほか、イクラや筋子をはじめとした水産加工品を製造販売する。2005年に買収したデンマーク子会社の技術を活用し、15年に青森県で国内初の大規模生食用サーモン養殖を始めた。養殖から加工、販売まで一貫して手掛けるのが強み。海外での日本食ブームを追い風にマレーシアや台湾、タイなどアジアでの販売拡大に力を入れている。
主要4事業のうち「養殖事業」は、青森県とデンマークで養殖したサーモンを鮮魚として外食店や小売店に販売するほか、自社の加工事業の原料として使う。養殖にあたっては自動給餌やいけすの24時間監視など先端の情報技術(IT)を活用している。
「国内加工事業」は青森市、「海外加工事業」はミャンマーとベトナムの工場で、それぞれ魚卵・成魚を原料に水産加工品を製造する。国内ではイクラのほかカズノコ、タラコなどをスーパーマーケットや外食店に販売。最近はアジア圏の回転すしチェーンへの輸出も増えている。海外工場では主にサーモン原料のすしネタを加工している。
「海外卸売事業」では自社製品や外部から仕入れた品をアジアの日系スーパーや日本食店に卸している。
▼業績予想や資金使途などをまとめたPDFレポートで続きをご覧ください!(無料公開中)▼
他のIPO関連ニュースはこちらからご確認いただけます。>>IPOの記事・ニュース一覧
この他にも、QUICK Money Worldは金融市場の関係者が読んでいるニュースが充実。マーケット情報はもちろん、金融政策、経済を情報を幅広く掲載しています。会員登録して、プロが見ているニュースをあなたも!詳しくはこちら ⇒ 無料で受けられる会員限定特典とは
※本コンテンツは今後、QUICK Money Worldの会員向け限定コンテンツとする予定です。