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トヨタ、稼ぐ力を再評価 腐心する種まきと「モビリティカンパニー」への変身カギ（日本株ストラテジー）
【QUICK Market Eyes 中山 桂一】トヨタ（7203）株が堅調だ。１日の取引時間中に2024年３月期の業績見通しを引き上げ、稼ぐ力に対する評価が高まっている。一方、長期目線では電気自動車（ＥＶ）時代に向けて腐心する「種まき」の結実や「クルマ」の会社から「モビリティカンパニー」への変遷が今後の評価のカギを握る。
トヨタは24年３月期の連結純利益（国際会計基準）が前期比61％増の３兆9500億円を見込む。従来予想（２兆5800億円）から１兆3700億円の上方修正となり、過去最高益を更新する見通しだ。外国為替市場での円安進行という追い風もあるが、生産台数の増加や車種構成の改善、値上...
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