来週(6~10日)の外国為替市場で円相場は一進一退の展開となりそうだ。米経済指標が米景気の底堅さを映すなどで米長期金利に上昇圧力がかかると、日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが出やすい。もっとも今週に1ドル=151円台後半と2022年10月以来の安値をつけ、日本政府・日銀による円買いの為替介入への警戒がより強まっている。一段と下値を探る場面では持ち高調整の円買いが入り、円を下支えするだろう。
日経平均株価も一進一退か。日米の金融政策決定会合を終え、荒い値動きは一服する見通し。引き続き主要企業の決算発表が多いため、好業績銘柄を物色する動きが強まりそうだ。日経平均のチャート上で3万20...
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