【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】9日のニューヨーク外国為替市場で円相場は一時1ドル=151円39銭まで下落し、10月31日につけた年初来安値の151円74銭に再び迫った。この日は日米で実施された30年物国債入札で明暗が分かれ、金利差に着目した円売り・ドル買いを促した。利息収入の積み上げを狙って円を売る「円キャリー取引」の対象通貨として、米ドルを優先する傾向が改めて強まっている。
9日の30年債入札は日本で堅調、米国では不調だったとの評価になっている。米国では前週発表の雇用指標をきっかけに景気と金利のピークアウト感が生じており、根強い中国経済の先行き不透明感も加わっ...
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題