QUICK Money Worldでは、QUICK端末で配信している上場予定企業の銘柄概要をまとめた「IPOレポート」を公開しています。今回は東証グロースに12月15日新規上場する、S&J(5599)の概要を紹介します。
セキュリティーコンサルと監視サービスが柱
大企業や中堅企業を主な対象としてサイバーセキュリティー対策支援事業を手がける。顧客の対策状況を把握して改善を提案したり事故発生時の対応を支援したりする「コンサルティングサービス」と、顧客のシステムを24時間体制で監視・運用する「SOC(セキュリティー・オペレーション・センター)サービス」が二本柱だ。
コンサルティングサービスでは不審メールの分析や、サーバー、ネットワークなどの脆弱性診断も担う。SOCサービスでは独自開発のエンジンを使って顧客のシステム全体を監視。疑わしい事象の検知だけでなく具体的な対応やアドバイスをできるのが強みという。
大企業・中堅企業向けサービスで得た知見を生かし、自社のセキュリティー製品も開発している。低コストでセキュリティー対策をしたい中小企業向けに提供している。
年間契約などストック型の売り上げが全体の8割を占める。象印マホービン(7965)やセガサミーホールディングス(6460)などと取引実績がある。
ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)など企業へのサイバー攻撃が広がるなか対策サービスの需要は今後も伸びるとみている。マクニカホールディングス(3132)の非連結子会社。
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