【日経QUICKニュース(NQN)】日銀の氷見野良三副総裁は6日、大分県金融経済懇談会で挨拶した。大規模な金融緩和策の出口について「一番気をつけなければならないのは、賃金と物価の好循環の状況をよく見極めて、出口のタイミングや進め方を適切に判断すること」と語った。判断を誤らない限り、賃金・物価の好循環が強まるメリットが幅広い家計と企業に及ぶと考えられるとして「出口をいい結果につなげることは十分可能だろう」との見方を示した。 氷見野氏が金融経済懇談会に出席するのは3月の副総裁就任後初めて。仮に物価目標の持続的・安定的な達成が見通せるようになり、金融緩和の出口を迎えた場合に何が起こるかにも言及した...
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