【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】7日午後の東京外国為替市場で円相場が急伸し、一時1ドル=145円55銭近辺と9月初旬以来の高値をつけた。この日目立ったのは日本の金融政策や金利動向に着目した動きだ。日銀が早期にマイナス金利解除に動くとの思惑をテコに、円キャリー取引(円を元手にした高金利運用は)の持ち高整理を促す目的の円買いが復活した。
欧米投機筋の一部は11月後半から何回か円買いを仕掛けている。主なよりどころは欧米が遠からず利下げに転じるとの思惑で、ここ数日は対ユーロでの円買いが中心だった。ただ金利差に焦点を当てた場合、日銀が歩みを止めてしまえば格差は急激には縮まらな...
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