【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】18~19日の「日銀劇場」は消化不良のまま終わりそうだ。日銀はきょうまで開いた金融政策決定会合で政策の現状維持を決め、将来の政策修正のタイミングについてのヒントは何も示さなかった。19日の東京外国為替市場で円相場は一時1ドル=144円台前半と高値の142円台前半から約2円下落。相場を振り回すのは短期間で売り買いする投機筋が中心で、円を調達し高金利のドル建て資産などに振り向ける円キャリー投資家にとっては判断材料の乏しさが際立った。
キャリー取引の視点からいえば、日銀が長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)を撤廃しようがマイナス...
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