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ローソン(2651) ROE・EPSの26/2期会社目標を2年前倒し達成へ、新発注システム導入、デリバリー強化が来期以降の成長ドライバーに

QUICK企業価値研究所アナリスト 永田和子(2024/01/23)

・サマリー
 連結事業利益の企業価値研究所予想は業績表の通り。「ローソン」既存店売上高の好調持続などを鑑み前回予想から増額した。EPS・ROEは26/2期会社目標を2年前倒し達成へ。配当性向目標50%に基づき、配当は今期250円/株、来期275円/株、26/2期295円/株を予想。また、今期から3年間の累計総還元性向70%との方針に基づき、来期、26/2期に各150億円の自己株取得を見込む。来期以降は新発注システム導入(5~8月)やデリバリー強化(3月)が成長ドライバーとして期待されよう。

・アナリストの投資判断 ~配当利回りが高く株価上昇余地ありとみる、自己株取得発表時期にも注目
 当研究所が予想する自己株取得を織り込んだEPS(業績表とは異なる)に基づくPERは来期15倍、26/2期14倍。予想配当利回りも来期3.3%、26/2期3.5%と高水準。加盟店支援優先のため配当方針を変更した19年4月(ただし、今期から株主還元再強化に転換)以前の5年間平均3.2%を目安に、株価上昇余地ありとみる。自己株取得の発表タイミングにも注目。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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著者名

永田 和子

シニアアナリスト

小売セクター、ゲーム・アミューズメントセクター担当


【プロフィール】
早稲田大学第一文学部日本史学科卒業。東京証券(現東海東京証券)入社。入社直後から調査部門でアナリスト業務(小売、繊維・紙パルプ、食品、ゲーム)に就く。03年にQBR(現QUICK企業価値研究所)へ。企業調査歴30年。


日本証券アナリスト協会 ディスクロージャー研究会 小売専門部会、広告・メディア・ゲーム部会、新興市場部会 評価実施アナリスト


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