QUICK Money World(マネーワールド)

個人投資の未来を共創する
QUICKの金融情報プラットフォーム

ホーム 記事・ニュース 三菱商事の今期、純利益1%減 資源分野が苦戦

三菱商事の今期、純利益1%減 資源分野が苦戦

記事公開日 2024/5/2 16:41 最終更新日 2024/5/2 21:10 国内株式市場サマリー 日本株 決算発表 NQNセレクト

【日経QUICKニュース(NQN)】三菱商事(8058)は2日、2025年3月期(今期)の連結純利益(国際会計基準)が前期比1%減の9500億円になりそうだと発表した。株式を保有するローソンの再評価益や一部炭鉱の売却益を見込むが、金属など資源分野が苦戦する。市場予想のQUICKコンセンサス(16日時点、11社、1兆649億円)を下回った。

年間配当は1株あたり前期比30円増の100円とした。

同日発表した24年3月期(前期)の連結決算は、売上高にあたる収益が前の期比9%減の19兆5676億円、純利益は18%減の9640億円だった。原料炭などの資源高が一服したことが響いた。

……………………………………………………

■三菱商事株が後場下げ幅拡大 今期最終減益、市場予想も下回る

三菱商は後場下げ幅を拡大した。前日比103円(2.83%)安の3531円まで下落する場面があった。13時に2025年3月期(今期)の連結純利益(国際会計基準)が前期比1%減の9500億円になるとの見通しを発表した。好業績への期待を先取りした買いで、12時30分過ぎに3775円と株式分割考慮ベースの上場来高値を更新していたとあって、減益予想を嫌気した手じまい売りに押された。

液化天然ガス(LNG)関連事業やLNG販売事業における市況下落に伴う、資源分野の減益が重荷となる。KDDI(9433)と50%ずつを出資する持ち分法適用会社になるローソンの再評価益や一部炭鉱の売却益が貢献するものの、補いきれない。純利益は市場予想の平均であるQUICKコンセンサスの1兆649億円(11社、4月16日時点)を下回った。

一方、年間配当見通しは1株あたり100円と前期の70円から増配する。配当性向は前期の30%から42%に高まる見込みで、株主還元の強化は株価の下支え要因となっている。


銘柄名・銘柄コード・キーワードから探す

株式ランキング

コード/銘柄名 株価/前日比率
1
23,740
+6.74%
2
41,770
-0.26%
3
1,717
-2.99%
4
16,585
-2%
5
4,646
+5.2%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
167
+42.73%
2
440
+22.22%
3
3,405
+17.21%
4
1,022
+17.2%
5
1,054
+16.59%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
1,699
-22.73%
2
9399
ビート
2,730
-20.4%
3
1,342
-16.33%
4
1,216
-15.14%
5
5527
propetec
974
-13.88%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
41,770
-0.26%
2
23,740
+6.74%
3
16,585
-2%
4
8,210
-3.47%
5
26,080
+1.32%
対象のクリップが削除または非公開になりました
閉じる
エラーが発生しました。お手数ですが、時間をおいて再度クリックをお願いします。
閉じる