【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）】30日の東京株式市場で信越化学（4063）が反発した。午後に入り上げ幅を広げ、前日比195円（3.45％）高の5846円を付けた。終値は5822円だった。前週末26日に発表した2023年4～12月期の連結決算は大幅減益だった。減益決算を受けて29日は下げたものの、この日は一転して信越化の製品競争力の高さや頑強な財務基盤に伴う先行きの業績改善を期待した見直し買いが優勢となった。 4～12月期の連結純利益は前年同期比30％減の4065億円だった。光ファイバー材料に関する減損などで151億円の特別損失を計上したことが響いた。「減損を除けば想定通りの決算」と...
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