主要先進国ではいずれも出生率が低下している。「先進国クラブ」と呼ばれる経済協力開発機構(OECD)の平均を見ると、1980年に2.25だった出生率は1987年に初めて2を割り込み、2021年は1.58になった。
ある一定の死亡率の下で、人口が横ばいとなる出生率を「人口置換水準」と呼ぶ。医療や公衆衛生の基盤が整った主要先進国の場合、人口置換水準は概ね2.06~2.10程度とされてきた。
先進国で最も出生率が高いのはイスラエルの3.00だが、これは同国の成り立ちによる面が大きいだろう。主要7カ国(G7)ではフランスの1.80が突出している。
他方、主な新興国を含めても、出生率が2前後を維持し...
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題