【QUICK Market Eyes 川口 究、片平 正二】JPモルガンは21日付リポートで、「米金利先物による米連邦準備理事会(FRB)の利上げ予測がピークを迎えている可能性を示唆しており、米ドルもピークを迎えている可能性がある」と指摘した。今年は新興国(EM)株が先進国(DM)株をアンダーパフォームしており、「最も注目すべきは中国が足を引っ張ったことだが、中国を除いてもEM株はDM株をアンダーパフォームしている。歴史的に米ドルと強い逆相関関係があったため、米ドル安への潜在的なシフトの可能性は特に新興国株式に影響するだろう」という。
中国株に関しては、長期的な見通しとして、「構造的な成長の...
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