QUICK企業価値研究所アナリスト 真下弘司(2024/02/13)
・サマリー
企業価値研究所予想の連結業績は業績表の通り。3Q累計の業績を踏まえて一部製品の売上収益や前提為替等を見直し予想を修正。連結営業利益予想は24/3期は増額、25/3期と26/3期は主に為替影響で減額。24/3期は複数の製品のLOEの影響と減損計上で半減を予想。25/3期と26/3期は成長製品の伸長や新製品の貢献、事業構造再編の成果による収益性の向上等を見込み増益を予想する。
・アナリストの投資判断 ~業績は踊り場、上値の重い展開を予想
株価は、23年9月に昨年来高値4873円をつけたが、「アロフィセル」や「EXKIVITY」の臨床試験の結果等を受けて調整。同年12月に昨年来安値3900円をつけ、足元は4200円前後。成長製品・新製品は順調なことや配当利回りの高さから下値不安は少ないと考えるが、LOEの影響で業績は踊り場にあり上値の重い展開を予想する。
(提供:QUICK企業価値研究所)
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