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武田薬品工業(4502) 「VYVANSE」LOEの影響が想定より軽微、予想を修正

QUICK企業価値研究所アナリスト 真下弘司(2025/02/03)

・サマリー
 企業価値研究所予想の連結業績は業績表の通り。25/3期3Q累計の業績は、米国の注意欠陥/多動性障害治療剤「VYVANSE」の独占販売期間満了(LOE)の影響(後発品参入によるマイナス影響)が想定より軽微にとどまっていること、営業経費の効率化等から想定以上に順調に推移、売上収益・利益とも前回予想から増額。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤「ENTYVIO」を中心とする成長製品の伸長や新製品の貢献を見込み増収・増益基調が続くと予想する。

・アナリストの投資判断 ~株価上昇には新薬の開発進展等が必要か
 株価は足元4200円前後、07年6月につけた上場来高値8430円の5割程度、PBRは1倍を下回る水準。また時価総額では中外薬(4519)、第一三共(4568)の後塵を拝している。配当利回りの高さから下値不安は少ないと考えるが、株価の持続的な上昇には事業構造再編の成果を業績面で示すとともに次の成長を担う新薬の開発進展等が必要と考える。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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著者名

真下 弘司

シニアアナリスト

医薬品セクター担当


【プロフィール】
00年から現職。医薬品・医薬品卸等を担当。レポート作成に際しては、会社側開示情報に基づく数値分析に、個別取材等の情報を加えて、平易な文章で誰が読んでもわかるようにと心がけている。また業績のほか、ESG(環境・社会・企業統治)などの観点から企業を評価できないか模索中。


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