(※この記事は2月15日に配信されたQUICK端末からの転載です) ■米国需給緩和の影響で、小麦価格には下押し圧力が高い ラニーニャ現象の発生とそれに伴う不作の可能性を受けて水準を切り上げていた小麦価格は、黒海周辺地域からの穀物供給の継続とラニーニャ現象の終了を受けて水準を切り下げ、2022年の第4四半期以降も水準低下が続いていたが、ここに来て6ドル程度で安定した推移となっている。小麦価格の指標であるシカゴは米国の受渡ポイントであり、米国の小麦需給動向が価格に影響を与えやすい。直近の米農務省の需給報告では、期初在庫と生産、輸入の合計である供給は前年比+218万トンの6,876万トンヘの増加...
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