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旭化成(3407) マテリアル部門を中心に業績予想を下方修正

QUICK企業価値研究所アナリスト 伊藤健悟(2024/02/16)

・サマリー
 24/3期の連結営業利益について企業価値研究所では、従来予想を1400億円→1280億円(前期比微増)へ引き下げる。マテリアル部門が石化製品やエレクトロニクス関連製品の需要低迷と市況下落で想定以上に苦戦しており、従来の増益見通しを2桁減益見通しに引き下げ。住宅とヘルスケアの両部門は増益となるが、連結全体で営業利益は横ばいにとどまる見通しとなった。続く25/3期以降は着実な業績拡大を見込むが、収益性の低下しているマテリアル部門の利益水準回復へ向け、事業ポートフォリオ転換が進むことを期待したい。

・アナリストの投資判断 ~足元の水準には割高感がある。当面は上値の重い展開に
 3Qの決算が嫌気されて同社の株価は急落したが、直近でも当研究所の25/3期予想連結PERで14倍台と、業績が落ち込んでいる住友化学を除いた総合化学業界の平均である11倍を上回る。同社のPERが業界平均を上回る傾向にある点を考慮しても同13倍程度の評価が妥当であり、割高感があるため、当面は上値の重い展開になると予想する。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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著者名

伊藤 健悟

チーフアナリスト

化学・繊維・トイレタリー・電力・ガス・石油セクター担当、投資戦略


【プロフィール】
大阪大学経済学部卒業。山一證券入社、メリルリンチ日本証券を経て、現在に至る。
山一證券在籍時は個人向け営業に従事。マクロ、ミクロの両面からの事業環境・経営状況の分析に加え、その際に培った個人投資家の視点も重視しつつ、レポートの作成や講演などを行うことを心がける。


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