QUICK Money World(マネーワールド)

個人投資の未来を共創する
QUICKの金融情報プラットフォーム

ホーム 記事・ニュース デンソー(6902) 品質費用の引き当て踏まえ今期営業利益予想を減額も、過去最高更新へ

デンソー(6902) 品質費用の引き当て踏まえ今期営業利益予想を減額も、過去最高更新へ

QUICK企業価値研究所アナリスト 小西慶祐(2024/02/22)

・サマリー
 企業価値研究所は、多額の品質費用の引き当てを踏まえ、24/3期の連結営業利益予想を6400億円→4950億円(前期比16%増)へ減額する。なお今回の引き当てで、今後は燃料ポンプの不具合による追加的な多額の品質費用の発生はなくなるとみている。また今期は、品質費用の引き当てはあっても、前期に続き過去最高益更新を予想、来期以降の利益拡大予想にも変更はない。同社は自動車の電動化の恩恵を最も受けるとの考え方を継続。中期的には、トヨタと共同開発するソフトウェアと、それを内蔵する大規模統合ECU(電子制御ユニット)に注目したい。

・アナリストの投資判断 ~電動化製品の拡大などから利益拡大を予想。株価の上値余地は大きいとの見方を継続
 直近の株価に基づく翌25/3期の当研究所予想PERは14倍。過去60カ月(一過性費用が発生した20/3期と21/3期を除く)の平均PER17倍との比較では、割安感がある。インバーターを中心とした電動化製品などの拡販による利益の拡大を予想、株価の上値余地は大きいとの見方を変えない。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。
レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。
サービスに関するご質問、資料のご請求等はこちらよりお問い合わせください。
※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。
   サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。
※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。

著者名

小西 慶祐

シニアアナリスト

自動車・自動車部品セクター、投資戦略担当

 

【プロフィール】

早稲田大学政治経済学部卒、在学時には、早稲田大学ア式蹴球部所属。国際証券(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券)入社。みずほ信託銀行を経て、現在に至る。
体育会系で培った足腰の強さを武器に、数値分析だけでなく、個別取材や国内外での工場視察といったフィールドワークによる「生の情報」を大事にしながら、対象企業を判断することを信条とする。また、セルサイドとバイサイドをともに経験したことを糧として、弊社の特長である中立・公正な立場でレポートを執筆することを心がけている。

 

日本証券アナリスト協会検定会員

日本証券アナリスト協会 ディスクロージャー研究会 自動車・同部品・タイヤ専門部会 評価実施アナリスト


銘柄名・銘柄コード・キーワードから探す

株式ランキング

コード/銘柄名 株価/前日比率
1
23,740
+6.74%
2
41,770
-0.26%
3
1,717
-2.99%
4
16,585
-2%
5
4,646
+5.2%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
167
+42.73%
2
440
+22.22%
3
3,405
+17.21%
4
1,022
+17.2%
5
1,054
+16.59%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
1,699
-22.73%
2
9399
ビート
2,730
-20.4%
3
1,342
-16.33%
4
1,216
-15.14%
5
5527
propetec
974
-13.88%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
41,770
-0.26%
2
23,740
+6.74%
3
16,585
-2%
4
8,210
-3.47%
5
26,080
+1.32%
対象のクリップが削除または非公開になりました
閉じる
エラーが発生しました。お手数ですが、時間をおいて再度クリックをお願いします。
閉じる