QUICK Money World(マネーワールド)

個人投資の未来を共創する
QUICKの金融情報プラットフォーム

ホーム 記事・ニュース クボタ(6326) 今期利益は前期並みを予想。来期以降北米・タイの回復等で業績伸長見込む

クボタ(6326) 今期利益は前期並みを予想。来期以降北米・タイの回復等で業績伸長見込む

QUICK企業価値研究所アナリスト 柊宏二(2024/03/06)

・サマリー
 企業価値研究所は24/12期連結営業利益を3200億円と予想。前回から据え置く。23/12期の連結営業利益は5割強増加の3288億円と予想比上振れた。建機出荷の伸長など好内容もあった。今期は北米建機の底堅い推移やインドの拡販を見込むが、北米トラクタの在庫充足の反動減、タイの販売低迷継続も見込み、営業利益は前期並みを予想。会社計画は概ね妥当とみる。25/12期、26/12期は業績伸長、営業最高益更新を予想。北米やタイの販売回復、インドの拡販など海外機械事業がドライバーになるとみる。会社の総還元性向目標は40%以上で50%を目指す方針。株主還元は高水準が続くとみる。

・アナリストの投資判断 ~緩やかながら復調傾向が続く見通し
 株価は相対的に弱いが昨年後半から緩やかな復調傾向に。現状の予想PERは同社の過去5年平均、セクター平均を下回る。今期増益を展望し難い点はネガティブだが、利益は底堅い見通しであり、来期以降の利益成長や高水準の株主還元への期待、相対的な出遅れ感等も下支えに、株価は緩やかながら復調傾向が続くと予想する。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。
レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。
サービスに関するご質問、資料のご請求等はこちらよりお問い合わせください。
※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。
   サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。
※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。

著者名

柊 宏二

シニアアナリスト

金融(銀行)・機械セクター、投資戦略、マクロ経済担当

 

【プロフィール】

一橋大学経済学部卒業。三和銀行(現三菱UFJ銀行)に入社後、支店勤務を経て銀行系シンクタンクの三和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)に出向。マクロ経済調査などに従事する。銀行に復職し大企業審査、企業再生などの業務担当を経て、06年に当社入社。銀行を中心とした金融セクターの調査に加え、製造業(機械中心)の調査、投資戦略、マクロ経済調査、なども担当する。顧客向けセミナー・研修・勉強会講師の実績多数。

 

日本証券アナリスト協会検定会員

日本証券アナリスト協会ディスクロージャー研究会 銀行評価実施アナリスト


銘柄名・銘柄コード・キーワードから探す

株式ランキング

コード/銘柄名 株価/前日比率
1
4,938
+6.28%
2
3,887
-1.21%
3
4107
伊勢化
26,550
+6.41%
4
5595
QPS研究
1,570
+17.07%
5
3,525
+3.52%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
1,358
+28.35%
2
5247
BTM
2,254
+21.57%
3
2,517
+18.05%
4
660
+17.85%
5
661
+17.82%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
792
-22.5%
2
194
-20.16%
3
9399
ビート
2,230
-18.31%
4
1,360
-11.11%
5
8918
ランド
8
-11.11%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
40,600
-2.8%
2
16,440
-0.87%
3
8,240
+0.36%
4
25,815
-1.01%
5
23,310
-1.81%
対象のクリップが削除または非公開になりました
閉じる
エラーが発生しました。お手数ですが、時間をおいて再度クリックをお願いします。
閉じる