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日本郵船(9101) 当研究所経常利益予想を上方修正。不定期専用船事業などで需要が堅調に推移

QUICK企業価値研究所アナリスト 唐木健至(2024/03/08)

・サマリー
 3Q累計決算発表を受け企業価値研究所では、連結業績予想を修正。不定期専用船や航空運送事業で輸送需要が想定と比べ堅調に推移していることなどを勘案し経常利益を引き上げた。修正後の経常利益予想は今24/3期が2450億円(前期比78%減)、来25/3期も2450億円。輸送スペースの需給逼迫の解消に伴うコンテナ船の運賃下落などで今期は経常減益となり、来期は今期並みの経常利益が続くと見込んだ。

・アナリストの投資判断 ~中長期的観点から水準を切り上げる展開を予想
 直近株価での今期末当研究所予想BPSに基づくPBRは0.84倍と、割安の目安とされる1倍を下回る。ただ、当研究所ではコンテナ船の運賃低迷により、特別利益など一過性の利益を除き算出したROE(自己資本利益率)の水準が、当面は株主資本コストをやや下回るとみることから、PBRについては1倍をやや下回る評価が妥当と考えている。足元の株価は概ね妥当な水準にあるとみており、今後は中長期的観点から、底堅い利益の推移をにらみながら、徐々に水準を切り上げる展開を予想する。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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著者名

唐木 健至

シニアアナリスト

陸運・空運・海運・倉庫セクター担当

 

【プロフィール】

早稲田大学政治経済学部卒。野村総合研究所入社。その後、国内のコンサルティングファームをへて、2006年、QBR(現QUICK企業価値研究所)入社。企業アナリストとして、運輸セクターを担当、現在に至る。

 

日本証券アナリスト協会検定会員

日本証券アナリスト協会ディスクロージャー研究会 運輸専門部会 評価実施アナリスト


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