【QUICK Market Eyes 中山 桂一】日銀は19日まで開催した決定会合で大規模緩和の解除にカジを切り、上場投資信託(ETF)や不動産投資信託(REIT)の新規買い入れ停止を決めた。中央銀行がリスクを引き受けるという世界でも異例の政策だ。市場に歪みをもたらしたとの批判がある一方、需給面では日本株の上昇に寄与したとの指摘がある。今後の焦点は出口戦略になる。市場では保有するETFを活用した「ソブリン・ウェルス・ファンド」の組成という案がある。
日銀のETFやREITの買い入れは白川方明総裁時代の10年に始まり、13年に就任した黒田東彦総裁が掲げた異次元緩和ではETFの買い入れ額を...
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題