【QUICK Market Eyes 中山桂一】 「期初は警戒してます」――ある市場関係者は3月末につぶやいていた。新年度入りした期初の4月には国内金融機関から「益出し」の売りがでやすいためだ。益出しの売りは目先も続く可能性があり、日本株の上値を抑える要因になる。加えて特に4月は需給の引き締め役も不在になりやすい。海外投資家が4月には日本株を買い越す傾向はあるが、需給の乱れから相場に一喜一憂の展開になりやすいとみられる。
■そもそも「期初の益出し」とは
「期初の益出し」という言葉は足元で何度も話題にのぼる。金融機関などが年度の予算達成に余裕を持たせるため、既存の持ち高から利益を確定させる動...
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