QUICK Money Worldでは、QUICK端末で配信している上場予定企業の銘柄概要をまとめた「IPOレポート」を公開しています。今回は東証グロースに4月25日~5月2日のいずれかの日に新規上場する、コージンバイオ(177A)の概要を紹介します。
「培地」開発製造、再生医療やバイオ医薬品の拡大が追い風
微生物や細胞の培養に用いる「培地」の開発・製造・販売や、自社製培地を使った細胞加工物の製造受託を手掛ける。培地とは微生物や細胞が成長しやすいよう人工的につくられた生育環境のこと。再生医療やバイオ医薬品の市場拡大、食品などへの安全志向の高まり、メディカルツーリズムの増加などを背景に業績を伸ばしている。
事業の3本柱のうち「組織培養事業」は大学や企業、医療機関に細胞培養用培地を提供する。研究用途が中心だったが、近年は再生医療や抗体医薬品製造向けの引き合いが増えている。「微生物事業」は感染症や食品汚染の原因となる微生物を特定するための製品を手掛ける。細菌検査用培地のほか、新型コロナ禍の際は抗原検査キットの販売が急増した。
「細胞加工事業」は医療機関などの依頼を受けて免疫細胞や幹細胞を中心に培養業務を受託する。
2018年に味の素(2802)と共同出資会社を設立。再生医療に必要な臨床用培地の製造を受託している。
上場日は4月25日~5月2日のいずれかの日で、上場の4営業日前までに決定する。
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