【QUICK Market Eyes 片平正二】4月はダウ工業株30種平均とS&P500指数が好調な6カ月間(Best Six Months)の最終月となる。
相場のアノマリー分析に詳しいトレーダーズ・アルマナックによれば、1950年以降、ダウ工業株30種平均は1年で4月が最も強い月といい、上昇51回に対して下落が23回で、平均騰落率はプラス1.9%を記録したという。このアノマリーは大統領選挙イヤーに限ればやや弱まるが、それでも4月のダウは年間で3番目に強いという。1950年以降の大統領選挙イヤーの4月にダウは上昇11回に対して下落が7回、平均騰落率はプラス1.5%だった。
4月に入り、9...
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