【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】外国為替市場で円相場の下げが緩慢になっている。前週半ば以降は値動きがかなり鈍り、1ドル=155円から156円台ちょうど近辺まで下げるのに4営業日かかった。153円台前半~157円台は1日に日本政府・日銀が円買いの為替介入をしたとみられるゾーンで、ヘッジファンドなどの投機筋も円売りには慎重にならざるを得ない。日本の当局が「過度の変動阻止」を訴えないように気を配っているわけだ。
円が約34年ぶりに160円台前半まで下げた4月29日は、相場の過熱感を測るテクニカル指標も記録的だった。相対力指数(RSI、14種平均)は4月中旬から80前後とドルの「...
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