【日経QUICKニュース(NQN)】ソフトバンクグループ(SBG、9984)が個人投資家(リテール)向けに社債の発行を準備していることが20日、わかった。年限は7年で、主幹事に大和証券とSMBC日興証券、野村証券、SBI証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほ証券を指名した。
発行総額は5500億円で、今年2月に起債した7年物個人向け社債(5500億円)と並んで同社として過去最大規模となる。
条件決定は31日、申込期間は6月3~13日を予定している。利率は年率2.65~3.25%を仮条件としている。SBGの広報担当者によれば、調達資金は今年6月に満期となる国内社債の償還と8月に予定される英半導体設計大手アーム株取得対価の未払い金の支払いの一部に充てる予定だという。