【QUICK Market Eyes 永島奏子】中国事業の不振を受けて株価が低迷していた化粧品株の一角が復調し始めている。資生堂(4911)やコーセー(4922)は2024年1~3月期決算の発表後に評価が上向いた。投資家の視線はこれまでの「中国」から足元では日本など他の市場に移っている。
■資生堂、コア高価格帯ブランドが日本で成長
資生堂は中国での販売不振、同国での景気減速の影響を受けて2023年に株価水準を30%超切り下げていた。24年1~4月は小動きが続いていたが、ようやく市場から評価が上向いたのは10日発表の24年1~3月期の決算だ。中国の売上高は前年同期比3%減となお不振が続いた一...

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