【日経QUICKニュース(NQN)】GMOインターネットグループ(9449)と野村ホールディングス(8604)、デジタル資産関連サービスを提供する野村子会社は27日、円や米ドルなどの法定通貨と連動する新たなステーブルコインの発行や償還、流通の仕組みの検討に向け基本合意書を締結したと発表した。ステーブルコインの発行や流通の仕組みを検討するだけではなく、同コインを発行する企業の支援も目的としているという。
今回発行を検討するステーブルコインは、円や米ドルなどの法定通貨に1:1で交換比率を固定したデジタル資産。法定通貨の信用力や安定性をデジタル資産の技術的な利点と組み合わせ、より安価で透明性が高い取引ができるようになるとされている。