(この記事は今週のマーケットエッセンシャルの要約です)
総務省が5月17日に公表した2023年の家計調査の貯蓄・負債編は、富裕層と貧困層との格差の広がりを示している。60歳代でみると、貯蓄額上位20%と下位20%の金融資産格差は43倍。株高や企業の役員報酬の高額化が富裕層の金融資産を押し上げた。
今回の調査によると、2人以上の世帯の平均貯蓄額は1904万円と前年から3万円(0・2%)増加し、比較可能な2002年以降で最多になった。年齢別に6区分、貯蓄額別に5段階のマトリックスを作成し、2007年から2023年にかけての変化を分析すると、真ん中の20%に属する世帯の平均貯蓄額は「29歳以下」...
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