(この記事は今週のマーケットエッセンシャルの要約です)
「地方銀行は大丈夫か」。長期金利が上がり始めると、必ずこんな懸念が語られる。しかし、銀行が保有する国債はメガバンクの保有分も含め、国債発行残高の1・8%程度にすぎない。日銀に次ぐ国債の持ち主は生命保険会社だ。それも金利が上がると価格が大きく下落する超長期国債に偏っている。経営の健全性に不安はないのか気になる。
国債の最大の保有者はかつて中小企業金融機関等(主として郵便貯金)だったが、2023年12月末の保有比率は日銀が53・8%、生命保険会社が14・2%、海外投資家が6・7%、中小企業金融機関等が5・3%などとなっている。
銀行...
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