【NQNロンドン=蔭山道子】欧州中央銀行(ECB)が6月6日の理事会で0.25%の利下げを決めた。2019年9月以来となる利下げ決定は金融市場ではおおかたの予想通りだった。投資家は「その先」のヒントを求めていたが、声明でもラガルド総裁の記者会見でも手掛かりは見当たらなかった。
ECBが決定内容を公表した直後、外国為替市場ではユーロ買い、欧州国債市場ではドイツやフランスなどの国債売りが増える場面があった。ECBが6日まとめたスタッフの経済・物価見通しで、2024年と25年の物価見通しが上方修正されたのが一因だ。
声明には、物価目標の達成へ向け「必要な限り政策金利を十分に制約的な水準で維持する...
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